フルートについて2

皆さんこんにちは、スワブ工房のスタッフです。(🔴’ω’🔴)
今回は、前の投稿の続きを紹介します。

ヨーロッパでは、旧石器時代の頃に動物の骨で作られた横笛が使われていました。
しかし、現代のオーケストラなどで活躍するフルートの原型が現れ、広く使われ始めたのは、ルネサンス時代の16世紀からのことです。
もともとフルートという言葉は、横向きに構える笛と縦向きに構える笛の両方に使われていました。
つまり縦笛のリコーダーもフルートと呼ばれており、18世紀半ば頃(バロック音楽の時代)までフルートという呼び名は、リコーダーを指していました。
そしてリコーダーと区別するために横笛のフルートは、イタリア語で「フラウトトラヴェルソ」、ドイツ語で「クヴェアフレーテ」、フランス語で「フリュートトラヴェルシエール」、(いずれも「横向きのフルート」の意味)などと呼ばれていました。
19世紀半ばにドイツ人フルート奏者で楽器製作者でもあったテオバルト・ベームにより音響学の理論に基づいて大幅に改良され、正確な半半音階と大きな音量精密な貴金属の管体、優美な外観を持つに至りました。
今日単にフルートと言った場合は、例外なく「ベーム式フルート」のことである。

今回は、前に投稿したフルートについての続きを紹介しました。
次回の投稿も見て頂けると嬉しいです。

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