フルートについて4

皆さんこんにちは、スワブ工房のスタッフです。(●・ω・●)
今回もフルートの歴史について紹介します。

【フルートの歴史】

フルートには、ソプラノ、アルト、バス、テナーといった種類があります。
(ただし16世紀半ばにアルトは、テナーに吸収されます)現在では、このような横笛を「ルネサンス・フルート」と呼んでおり古楽器として今も復元楽器が製作されています。
少数がイタリアのヴェローナなどに残っているオリジナルの物は、木製の管で内面は単純な円筒形ではなく複雑な波型になっており外面は、歌口側がやや太い円錐型です。
基本的に一体成型されて分割できないものが多いですが大型のバス・フルートなどには、2分割構造のものもあります。
17世紀の初頭から始まったバロック時代ルネサンス・フルートは、ピッチの調節ができないうえ半音を出すのが苦手で低音と高音の音色の違いが大きいといった欠点があったためこの時代に降盛し始めた宮廷音楽では、用いられませんでした。
17世紀では、新たな工夫が加えられました。横笛が改めて人気を博するのは、ジャック・オトテールとその一族がフランスでフルートを改良して広めた1680年代以降のことです。
ソプラノからバスまでを使い分けたルネサンス・フルートと異なりバロック・フルートの多くは、テナーのⅮ管です。

今回もフルートの歴史について紹介しました。
次回の投稿も見て頂けると嬉しいです。

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