オルガンについて2

皆さんこんにちは、スワブ工房のスタッフです。
今回もオルガンについて紹介します。(🔴^-^🔴)

弦楽器の中で唯一弦ではなくパイプまたは、リードを振動体とする気鳴楽器です。この語は、「道具」「楽器」を意味するギリシア語のオルガノン(organon)、ラテン語のオルガヌム(organum)に由来しドイツ語では、Orgel,フランス語では、orgue,イタリア語では、organoといいます。欧米では、オルガンという本来パイプを備えたパイプオルガンのことをさしますが日本では、パイプのないリードオルガンも含めてオルガンと称します。
これは、日本独自の呼称でその背景には、リードオルガンがピアノやパイプオルガンよりも早く日本に入り学校や家庭で広く使用されてきたという社会事情があります。
パイプオルガンの誕生は、紀元前のギリシャに遡ります。その頃北アフリカで発明された水圧オルガン「ヒュドラウリス」がパイプオルガンの原型だと考えられています。
一説によるともともと水圧オルガンは、楽器を作る目的でつくられたのではなく一定の水圧がかかっている空気を送り出すための装置として発明されたとのことです。
その装置に本当に一定の圧力がかかっているのかを示すためにパイプを付けて空気を送るデモンストレーションをおこなったところ楽器のように音を奏でたと言われています。
コンサートホールにあるパイプオルガンは、規模が大きく金属のパイプが何本も立っています。
ここで見えているのはほんの一部で実際は、舞台裏に何千本も立っていて林のようになっています。
何千本も必要な理由は、パイプは、1本でひとつの音しか出せないからです。つまり出せる音色を増やすほどパイプの本数が増え、楽器が巨大になります。

今回もオルガンについて紹介しました。
次回の投稿も見て頂けると嬉しいです。

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