パンフルート、パンパイプについて

皆さんこんにちは、スワブ工房のスタッフです。(🔴^ω^🔴)
今回は、パンフルート、パンパイプについて紹介します。

【パンフルート、パンパイプとは?】

パンパイプあるいは、パンフルートは、木管楽器の一種で一端が閉じられた長さ太さの異なる数本の管を開端をそろえて長さの順に筏状に束ねて作られた縦笛です。
古代から知られており、多くの場合5つかそれ以上の管を束ねて作られます。
長い間民族楽器として親しまれており、パイプオルガンやハーモニカの原型とも考えられています。
管は、主として葦、竹やダンチクで作られますが木やプラスチック、金属なども用意られます。
パンパイプの管は、一端が塞がれた閉館であり同じ長さで両端が開いた開管より1オクターブ低い音が出ます。
フルートや篠笛のような笛は、1本の管で低音から高音まで出さなければならないので実は、かなり無理のある構造なのですがパンパイプは、低音を出しやすい太い管と高音を出しやすい細い管を使い分けて作る事ができ、その意味では、合理的な楽器です。
パンパイプは、古代ギリシャの時代から存在が知られていますがヨーロッパの多くの国々で忘れ去られていた時期があります。しかし、そのヨーロッパでも小国ルーマニアでは、民族楽器「NAI」ナイとして演奏され20世紀になってから、ルーマニアでこの楽器を見直す動きが起こり管の本数が増やされたり材料を別の国の竹に変更するなどの改良が加えられていきました。
長さの違う数本の管を上端を揃えて長さの順に筏のような形に並べるか丸く束ねたものの総称で各管が縦型フルートとして機能します。
ビンの口を吹く要領で音を発します。管の材質は、植物の茎、木、粘土、金属、滑石などで普通、指孔は、ありません。世界各地に古くから存在しておりその起源は、限定できないがかねてから南米アンデスのものがよく知られており最近では、ルーマニアのナイも有名です。

今回は、パンフルート、パンパイプについて紹介しました。
次回の投稿も見て頂けると嬉しいです。

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