オルガンについて

皆さんこんにちは、スワブ工房のスタッフです。
今回は、オルガンについて紹介していきます。(〇>_<〇)

オルガンは、鍵盤で操作される楽器です。加圧した空気を鍵盤で選択したパイプに送ることで発音する鍵盤楽器であり、パイプオルガンとも呼ばれています。パイプオルガンに準じた鍵盤楽器であるリードオルガンや電子オルガンもオルガンの名で呼ばれています。数多くのパイプを発音体として備えるが1本のパイプに異なる音高を発生させることはなく各パイプの音高は、固定的で少なくとも鍵盤のすべての鍵に対する数のパイプを持つ必要があります。
基準音高や音色の違うパイプ群を複数備えていることが多くその場合ストップと呼ばれる機構によって、発音するパイプ群を選択できるようにしています。
オルガンは、安定して持続する音と多彩な音色を持ちこれがオルガンならではの魅力となっています。しかしパイプに機械的な仕組みで一定の空気を流して発音するために一般の管楽器に比べて強弱や音色の変化を徴細に行うことはできません。そのためたとえばストラヴィンスキーは、「呼吸をしない怪物」と評したことがあります。オルガン演奏における強弱表現は、ストップの切り替えや複数の使い分けスウェル・シャッターの使用などの他に各音の持続時間の長短や発音の終始速度の制御によって心理的に音の強弱をもたらすこともできます。
日本では、単に「オルガン」と言った場合学校などで使用されていた足踏み式のリードオルガンのことを意味する場合もありパイプによるオルガンのことは、あえて区別して「パイプオルガン」と呼ぶことが多いです。なお明治から昭和初期までの日本語の「風琴」は、広義ではアコーディオンも含みます。弦楽器の中で唯一弦ではなくパイプまたは、リードを振動体とする気鳴楽器です。この語は、「道具」「楽器」を意味するギリシア語のオルガノン(organon)、ラテン語のオルガヌム(organum)に由来しドイツ語では、Orgel,フランス語では、orgue,イタリア語では、organoといいます。欧米では、オルガンという本来パイプを備えたパイプオルガンのことをさしますが日本では、パイプのないリードオルガンも含めてオルガンと称します。

今回は、オルガンについて紹介しました。
次回の投稿も見て頂けると嬉しいです。

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