チェロについて

皆さんこんにちは、スワブ工房のスタッフです。
今回は、チェロについて紹介していきます

チェロは、西洋クラシック音楽における重要な楽器の一つでオーケストラによる合奏や弦楽四重奏、弦楽五重奏ピアノ三重奏といった重奏の中では、低音部を受け持ちます。
ポピュラー音楽においては、決して一般的ではありませんがしばしばポップスやロックの曲中でも用いられています。
チェロは、同じくヴァイオリン属の楽器である」ヴァイオリンやヴィオラとほぼ同じ構造です。ただし低い音を出すために形全体が大きく特に厚みが増しています。
またチェロは、大きさと重さゆえにヴァイオリンやヴィオラのように顎で挟んで保持することが困難なのでエンドピンを床に立てて演奏します。
エンドピンで楽器を支えるという方法は、19世紀後半になってから一般化したものでそれ以前は、ビオラ・ダ・ガンバのように両膝に挟んで弾いていました。現在のスタイルのチェロ形態が確立したのは、18世紀末以降でありそれまでは各種の形態、演奏法があったと推察されています。
「チェロ」という語は、イタリア語の”violoncello”に由来するがその由来は、若干複雑な派生語によっています。
まずヴィオローネは、「大きなヴィオラ」という意味であり‶violoncello”は、「小さい『大きな弦楽器』」となります。そして、‶violoncello”の語が英語に外来語として入った後に‶cello”と略されるようになり、イタリア語で「小さい」を意味する形容詞が独立し「チェロ」という楽器として定着しました。

今回は、チェロについて紹介しました。
次回も見て頂けると嬉しいです。

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