ヴィオラについて

皆さんこんにちは、スワブ工房のスタッフです。
今回は、ヴィオラについて紹介していきます。(🔴0v0🔴)


「ヴィオラ」とは、ヴァイオリン属に属する楽器でありヴァイオリンよりも低音域を出すために一回り大きく、厚みのある弦楽器です。大きさは、ヴァイオリンに比べて胴長が50mmほど大きいと言われていますがヴィオラは、390mmほどから420mmを超えるものまでばらつきがあります。
18世紀ごろまでは、オーケストラの中にある楽器としてあまり活躍していませんでしたが近代に入り弦楽四重奏の発展と共に独奏楽器として認められるようになりました。
アントニオ・ストラディヴァリは、コントラルトヴィオラとテナーヴィオラの二種類のヴィオラを製作しています。
現在、残されている木の内型によればコントラルトヴィオラの胴長は、約47㎝です。
ヴィオラは、オーケストラにおいて中音部を担当する楽器でフランス語では、「アルト」と呼ばれいます。
ヴィオラは、ヴァイオリンと同じ時期に使用され始めたので、18世紀前半辺りに誕生した楽器ではないかと言われています。当時の「ヴィオラ」は、弦楽器全般を指す言葉で「ヴァイオリン」や「チェロ」などもヴィオラという名前でした。
18世紀に入り「ヴィオラ」という名前で呼ばれるようになりました。
一般的に大きめのヴィオラは、力があり深い音が小さめのものは、ヴァイオリンのように華やかな音が出ると言われています。

今回は、ヴィオラについて紹介しました。
次回も見て頂けると嬉しいです。

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