コースターの歴史
こんにちは!
スワブ工房HP担当の山ちゃんです!
今回は、スワブ工房で販売中の『コースター』に関する歴史を紹介していきます。
コースターを使う理由
『そもそも何故コースターを使うのか?』その理由を皆様はご存知でしょうか?
コースターを使用する理由は、主に2つあります。
1.氷を使用した冷たい飲料を作った際に結露した水滴がテーブルを濡らすのを防ぐため。
2.冷たい飲料に熱が伝わる速度を低下されるため。(飲料は温度によって風味が変わることもある)
コースターが使用される場面って?
『コースター』が使用されるのは、どんな状況なのでしょう?
読者の皆様にも、家庭ではコースターを使用しないという方は結構いらっしゃると思います。
まぁ、山ちゃんも自宅ではコースターは使用しませんが..
では『コースター』が使用される状況とは、どのような状況なんでしょうか?
私自身が知っている範囲で、よくコースターが使用されているなぁ..と感じるのはバーですね。
バーなどのウイスキーやカクテル等を提供する店舗では、冷たい状態でこそ最高の味となるメニューもあったりするようなので..
家庭と比べると(バーのような飲酒を伴う)飲食店の方は、コースターを使用する機会が多いような気がします。
ちなみに..同じお酒でもワインを提供するレストランでは、コースターを使用することは少ないです。
また、バーでもウイスキーをストレートで呑む場合は、コースターが使用されないことがあるでしょう。
これには、ワインやウイスキーのストレートは常温で吞むことが多い=結露が発生しないからという理由があります。
上記の理由から総合的に考えると..
必ずしも飲食店だから..とか、お酒が提供される店舗だから..という理由で『コースター』を使用するわけでは無くて【飲料や飲み方の種類によってコースターを使用する場合もある】というのが、コースターが使用される状況とは?についての答えとなります。
コースターの歴史
『コースター』は、いつから日本で利用されるようになったのでしょう?
日本で『コースター』が使用されるようになるのは、戦後からです。
当時の進駐軍将校クラブで使用されていた【紙コースター】が実用的であったことが高く評価された結果、喫茶店やバーなどを中心に『コースター』は使用され始めたといわれています。
番外編『コースター』の前からあった『コースターのような物!?』
江戸時代中期ごろには『茶托(ちゃたく)』と呼ばれる茶碗の下に置く皿のような物が存在しました。
【『茶托』と『コースター』の違い】
当時の『茶托』は、水滴対策として使用される『コースター』のような道具ではなく、お茶を入れたときの熱い茶碗で手を火傷しないように配慮するための道具だったといわれています。
紅茶文化のあるイギリスでも『ソーサー』と呼ばれる皿があります。
【『ソーサー』と『コースター』の違い】
『ソーサー』は現在でも使用されていますが、元々は熱湯で作成する紅茶を『ソーサー』に移し替えて冷ますことで、飲んだときに口を火傷しないよう配慮するための道具であったといわれています。
※ちなみに、当時の『ソーサー』は紅茶を移し替えて冷ますために(液体を溜められる)深皿タイプが主流でした。
もちろん、現在では『ソーサー』に移し替えてから紅茶を飲む習慣は無くなったため『ソーサー』も液体を溜められるような深皿タイプの物では無くなっており、カップ自体の容量増加の影響もあり『ソーサー』も平皿タイプかつ大型な物が使用されるのが主流になっているようです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は『コースター』についての記事を作成してみました。
スワブ工房では【minne】【メルカリ】にて『コースター』の販売を行っております。
この機会に是非ショップの方も覗いてみてくださいね!
では、また次回の投稿で!(*´▽`*)
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