楽器の冬対策(サックス編)

皆さんこんにちは🍎です(o^―^o)ニコ
最近昼間も随分と過ごしやすい気温になってきましたね!
今回は、冬が来る前にサックスの冬のケアについてまとめてみたので宜しければ参考までにご覧ください<(_ _)>

皆さんは、冬場や夏場にチューニングしたのにピッチが高かったり、低かったりした経験はありませんか?
今日は、冬場の「温度とピッチのコントロール」についてのお話とその対策を見ていきましょう✨

そもそも、管楽器は空気を振動させて音を出す道具です。その楽器の長さ、もしくは共振する波長によって、その楽器から出る音の高さが決まります。普通の気温の変化程度では、楽器素材の熱膨張は無視できるほどの些細なものです。しかし、気温が上がると空気の波長が変わり、その長さの楽器で出る音の振動数が大きくなる、つまり音が高くなってしまいます。また、楽器がいつもより冷えているとき、いつもの吹き方をしていても楽器から出る音は低くなります。
サックスでもトランペットでも、管楽器は冷えていれば音のピッチが低くなり、熱くなれば高くなります。奏者の息の温度は36度前後が均一ですので、外気の寒さやエアコンで冷えた楽器を吹いていれば、だんだん温まりピッチが高くなり結果音のずれが生じてしまいます。

🍀対策として🍀
・全トーンホールを塞ぎ、温かい息を大量にサックスに入れる

・マウスピースやネックを手で温める

・ベルに軽くタオルを詰め、低い「ド」の運指で息を入れる

・温まった楽器は決して寒い場所には持って行かないようにする

・本番前などで楽器を温める時間が無い場合は、楽器が吹いていると温まり、ピッチが上がることを想定してあらかじめ低めにチューニングする

・アンブシャを強めに、口をきつく締めた状態でチューニングをし、演奏中に普通に戻していく

いかがでしたでしょうか?
気温変化の激しい冬に備えた対策がこれでとれるといいですね!
こちらの記事が皆さんのお役に立てば幸いです(^^♪
これから寒くなると思いますが、しっかり対策をして練習も頑張ってくださいね😊

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