スイングジャズとモダンジャズの違い
こんにちは!
スワブ工房HP担当の山ちゃんです!
6月も後半!
そろそろ7月!いよいよ暑い夏が来ますね!
今年はどんな夏になるのでしょうか?
夏のことを考えると、何だろう..なんかワクワクしてきます!
さて、今回は【スイングジャズとモダンジャズの違い】について紹介していきたいと思います。
まず、スイングジャズについて紹介します!
スイングジャズとは…
ダンスパーティー用の音楽でリズムを揺らす(スイングする)のが特徴的なジャズのことをいいます。
また、スイングジャズの特徴としては…
演奏は16人のビックバンド形式(大規模編成が原則)という点があります。
ゆえに、演奏者のアドリブソロよりも、全体的なメロディーを聞かせる演奏が求められました。
ちなみに..大規模演奏をする理由は、大きな音を出すことが心地良いとされていたからで、
これは、当時の録音・拡声技術は現在よりも乏しかったことが要因と考えられています。
(当時の人々には、大きな音に強い憧れがあったのかもしれませんね!)
【結論】
スイングジャズとは
『機械を使わず(使えず)大人数で大きな音を作っていた時代のジャズ』のこと
しかし、そんなスイングジャズは、
世界恐慌が起きたことや、禁酒法が作られた事でダンスパーティーが減ったこと
また、録音・拡声技術が向上した事もあり徐々に衰退していきました。
さて…勘の良い方は既にお気づきかもしれませんが..そう、
スイングジャズが衰退したあとに現れたのが『モダンジャズ』なのです!
モダンジャズとは…
スイングジャズ衰退後に始まった演奏形式が『モダンジャズ』です!
モダンジャズの特徴としては…
3人or4人くらいで構成された小規模バンド形式という点があります。
【リズム隊(ドラム・ベース・ピアノの3名)+サックス・トランペット】
基本的には、この形ですね!
そして、『モダンジャズ』の構成では大きな音は作れないため、曲のメロディーを聞かせる演奏より
演奏者のアドリブソロを「魅せる演奏」が次第に求められるようになりました。
【結論】
モダンジャズとは
『機械を使って小人数で魅せる演奏をしているジャズ』のこと
ちなみに..スイングジャズの頃には、花形楽器としてクラリネットが活躍していました!
しかし、『モダンジャズ』となってからはクラリネットは演奏に使用されなくなってしまったようです…
残念ですね..。
まとめ
今回は【スイングジャズとモダンジャズの違い】を紹介してきました。
いかがでしたか?
スイングジャズは『機械を使わない(使えない)時代の大人数で行うジャズ』
モダンジャズは『機械を使って少人数で行うジャズ』
『聞かせる演奏』から『魅せる演奏』へ…
時代に合わせて進化してきたのが分かりました!
今回はここまで!
それではまた、次回お会いしましょう!
(*^▽^*)y